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共産党県議予定候補に聞いてみよう。弁護士後援会が集い

 
 日本共産党を応援する愛知県弁護士の会は20日、いっせい地方選で12年ぶりの党獲得をめざし「県議予定候補に聞くつどい」を開き、弁護士ら30人が参加し、県議予定候補6人とともに県民本位の県政実現の展望などを語りあいました。

 何としても押し上げる

 会代表世話人の鍵谷恒夫弁護士が開会あいさつし「弁護士会の課題である集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回、秘密保護法廃止を勝ち取るためにも、党議席のない県議会に何としても押し上げよう」と話しました。
 6予定候補が自己紹介・抱負を語りました。

 すやま初美予定候補(北区、定数2)は「大手広告会社の下請け会社で働いていた。長時間労働で体を壊し退職する同僚が多かった。若者の雇用、労働環境の改善や、中小企業支援をすすめる県政にしたい」。

 わしの恵子予定候補(西区、定数2)は「名古屋市議を6期24年務めてきた。福祉施策の事業費用に対する県の負担金や、補助金が削られてきている。県政が変わらないと福祉施策は向上しない。」。

 満仲みゆき予定候補(緑区、定数3)は「保育士をしながら子育てをしてきた。女性が働きながら子育てするのは大変。保育園増設、18歳までの医療無料化など、子育て支援を実現したい」。

 柳沢けさみ予定候補(春日井市、定数4)は「亜炭鉱跡下にリニア新幹線が計画されている。春日井市は自衛隊基地が三つもある。リニア新幹線反対、小牧基地の強化反対のためにも勝利したい」。

 いたくら正文予定候補(一宮市、定数5)は「『高い国保料が払えない』の相談が相次いでいる。県は市町村への単独補助を毎年削減し、今年度は、ゼロ。暮らし、福祉優先の県政に変える。

 しもおく予定候補(豊橋市、定数5)は「TPP(環太平洋連携協定)に参加すれば日本の農業は壊滅する。若者を使い捨てするブラック企業規制の県条例とともに若い農業青年が安心して働けるようにしたい」。

 弁護士から「選挙に勝つためにはインターネットの活用が大事」、「ホームページには予定候補者の宣伝だけでなく、県政の問題点や政策も掲載してほしい」などの意見が出されました。
 しもおく氏は「予定候補者になってツィターを始めら、最初は返事のない日もあったが、最近は100を超えることもある。青年らが『どんどんカクサン』して私を応援してくれている」と話しました。
 閉会あいさつで長屋誠弁護士は「大きな党県議団をつくるため様々なつながりを生かして頑張ろう」と訴えました。
(2月24日)