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“原発ゼロの声国会へ”もとむら比例候補が訴え

愛知・尾張健友会後援会が集い 知恵出し合い勝利を

日本共産党の尾張健友会後援会は18日、愛知県一宮市内で、もとむら伸子衆院東海ブロック比例候補を囲む集いを開きました。原発問題に詳しい、もとむら氏に再稼働をめぐる動きなどを聞こうと企画されたものでしたが、「大企業の牙城の愛知で、どう訴えたら」などの疑問が出され、みんなで考え合いました。

各地で原発再稼働が狙われていることについて、もとむら氏は「大飯浜原発運転差し止めを命じた福井地裁の画期的判決を生かせる国会をつくりたい」と訴えました。愛知県内でも原発ゼロを求める運動が広がっていることを紹介。「名古屋の関電東海支社前では毎週100人集まっています。一宮から毎週車いすで参加されている方など、みなさんの声に応えたい」と、ときおり声を詰まらせながら語りました。

意見交流で参加者から「大企業支配の中でどうすれば」との声。もとむら氏は「私は豊田市在住。お隣はみんなトヨタさん」というと「へえー」の声。「大企業を敵視しているわけではありませんが、トヨタが5年法人税を払っていなかったことを中小企業の方に話すと知らない人もいて『それはよくない』ってなるんです」

「『アベノミクス』が争点になる中で原発は埋没しないか」との疑問も。もとむら氏は「総選挙後の年明けにも川内原発再稼働が狙われているし、世論の6、7割が反対との調査もあるので、がんがん論戦したい」と力を込めました。

ブラック企業で10年働いていたという参加者が「選挙に行くって聞いたことない。関心のない人にもわかりやすい争点を」と切り出すと、あちこちから声が。「カクサン部のようなものがあれば」「ブラック企業のように一言でわかる言葉があるといいね」

もとむら氏が「街頭演説もコンサートみたいにすればいいかしら」と、会場を沸かせました。

(2014.11.20)