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第85回メーデー 県中央集会に3000人

 

 愛知県では、県中央メーデーが名古屋市中区の久屋大通公園エンゼル広場で、地域メーデーが豊橋市、安城市、瀬戸市、春日井市、江南市、一宮市の6会場で開かれ、合わせて4500人が参加しました。

 県中央メーデーには「ストップ戦争への道」「生活できる年金を」などと書かれたプラカードや横断幕を持った労働者ら3000人が参加しました。

 榑松(くれまつ)佐一実行委員長(愛労連議長)は「安倍政権は労働法制の全面改悪を打ち出した。職場、地域で働くルールを守るたたかいを広げましょう」と訴えました。

 東海労働弁護団の白川秀之弁護士、生活保護基準引き下げ反対愛知連絡会の山田壮志郎・日本福祉大学准教授、岩中正巳・日本共産党県委員長、平山良平・社民党県副代表、保田泉・新社会党県書記長が連帯のあいさつをしました。

 岩中委員長は、わしの恵子(西区)、すやま初美(北区)、満仲みゆき(緑区)の県議予定候補と登壇し「安倍自公政権の悪政阻止に全力をあげます」と述べました。

 初参加の野々垣紗耶さん(23)=保険会社勤務=は「就職して4月から一人暮らしを始めました。消費税だけでなく電気など公共料金が上がって大変です。先輩といっしょになって運動して大幅ベースアップを勝ち取りたいです」と話しました。