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”悪政から市民を守る予算に” 名古屋市議団が組み替え案を提出 

日本共産党名古屋市議団は18日、2014年度予算案(一般会計役1兆571億円)に対する組み替え案を河村たかし市長は提出しました。

 提案理由として、消費税増税などの国の悪政から市民を守るために財政力を発揮すべきだと指摘。予算案は大企業・大金持ち優遇の5%減税を続けながら、リニア中央新幹線の開業を前提に名古屋駅周辺地価公共空間整備や金城ふ頭開発を推進するなど、浪費をいっそう拡大すると批判しています。

 組み替え案は、浪費の削減で生まれる役134億円を使って
▽70歳から74歳までの医療費自己負担への助成制度を設け1割負担を維持する
▽国民健康保険料を1人1万円引き下げる
▽待機児童対策として認可保育園を増やす。
▽マンションへの支援を含む住宅リフォーム助成の創設
▽小学校給食の無料化
などを提案しています。

共産党の組み替え案は19日、共産党だけの賛成で否決されました。
同日、市長提案の予算原案が敬老パスに消費税増税分の3億円を増額した修正をうけ、自民、減税、公明、民主、新政会などの賛成で可決・成立しました。
 共産党は原案・修正案とも反対しました。