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名古屋市 正江橋について住民が要望書と1447人の署名提出

 

 名古屋市中川区下之一色地域の住民が18日、建設が始まっている正江橋(仮称)についての要望書を、1447人の署名を添えて名古屋市に提出しました。
 
 日本共産党の江上ひろゆき名古屋市議予定候補が同席しました。
 
 正江橋は国道1号の交通渋滞解消など目的に新川下流に新設する橋。2018年度に完成予定です。
 橋東側の下之一色地域は国道1号拡幅や新川堤防改修、区画整理による住民の転居などで住民の減少、高齢化が進んでいます。下之一色地域の住宅周辺から正江橋までは220メートル以上の急こう配の登り坂になっています。
 
 高齢者や障害者にとって、橋の歩道を利用するのは大変です。住民らは「正江橋(仮称)を考える会」を2月11日に結成。「坂の要所にベンチや休憩場所を求める」署名運動を始めました。
 
 江上予定候補も会に参加し、住宅地を訪問して署名運動に取り組みました。
江上予定候補は「1か月余りで1500人近い署名が集まった。住民の切実さがわかる。要望が実現するよう引き続き全力をあげる」と語っています。

 住民は「橋ができれば新川西側に行くのに国道1号にかかる三日月橋まで大回りせずに助かる。しかし長い坂道を上るのは疲れる。ぜひ休憩できる場所をつくってほしい」と強く求めました。

 応対した道路建設課の職員は「要望の趣旨はわかった。検討する」と答えました。