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愛知・新城市議選トップ当選 浅尾氏に期待

 

愛知県新城(しんしろ)市議選(定数18、立候補21人)が10日投開票され、日本共産党の浅尾洋平氏(36)=新=が1位で初当選。浅尾氏は少数激戦の激しい選挙を勝ち抜き、4年前に失った日本共産党の議席を回復しました。
 
浅尾氏は市民病院の救急外来拡充と産科復活、18歳までの子どもの医療費無料化、国民健康保険税1万円引き下げなどの公約を訴え支持を広げました。
 
浅尾氏の得票2076票(得票率7.25%)は前回市議選の党候補の得票(797票)の2.60倍。昨年の衆院比例票(1260票)の1.65倍、今年の参院比例票(1695票)の1.23倍でした。
 
結果が判明し、トップ当選の喜びに沸く支持者を前に浅尾氏は支援の感謝を述べ、「選挙で掲げた学校給食の無料化、住宅耐震化や太陽光発電の普及などを実現し、住んで良かったと喜びあえる新城市をつくるため全力をあげます」と決意を語りました。
 
選挙事務所には多くの若者が駆けつけました。選挙中にビラ配布を手伝った男性(25)は「高校を卒業すると次々と若い人が新城を離れていきます。当選者で最年少の浅尾さんは私たちの青年の願いをかなえてくれると期待しています」と話しました。