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消費税増税強行採決 各地で抗議宣伝

 

日本共産党は6月28日、民主、自民、公明3党による消費税大増税と社会保障大改悪法案の衆院採決強行に抗議の宣伝を行いました。「参院でがんばって、消費税増税をやめさせてほしい」の声が各地でよせられました。
 
河江明美衆院東海ブロック比例予定候補、もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補、大野ひろみつ衆院愛知1区予定候補、らが名古屋市中区の繁華街で街頭演説しました。

 河江予定候補は「ほとんど審議をせずに強行採決したことは許せない」と批判。「消費税大増税反対、社会保障改悪許すなの運動を広げ、参院での廃案に全力を挙げると訴えました。

党県委員会、名古屋北西地区委員会の人たちが「消費税増税反対の署名にご協力を」と訴えると、買い物客らが足を止め署名をしていきました。
 署名をした買い物帰りの女性(57)は「3年前の総選挙で民主党に期待して票を入れた。自民党と組んで消費税を上げるなど、有権者に対する裏切りだ」と怒りを込めて話しました。

 年金だけで生活しているという男性(68)は「年金や医療などが良くなるなら、少しの消費税率アップはしかたがないと思っていた。ところが6月初めに日本年金機構から今年6月支給分から年金額を0・3%引き下げる通知がきた。民主党は『老後が安心できる年金制度』と言っていたのに、これはひどい」と署名をしました。

 豊橋駅前では、くしだ真吾衆院愛知15区予定候補が斎藤ひろむ豊橋市議や後援会の人たちと宣伝。学校帰りの専門学校生(18)が駆け寄ってきて「こんなひどいことは許せません。ぜひがんばって増税をストップして下さい」と激励していきました。(6月28日)