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医療・福祉充実へ決意 河江比例予定候補 介護関係者らと懇談

 

 日本共産党の河江明美衆院東海比例予定候補は2月29日、名古屋市内を回り、介護や医療問題で懇談しました。

 同朋大学で社会福祉を学んだ河江予定候補。介護問題で、赤星俊一・愛知介護の会代表世話人と対談しました。
 福祉に携わって40年以上という赤星さん。介護保険導入以来、「福祉が商品になった」と批判します。「効率化や利益を求めると、生活実態にあった支援ができません。機械的ではなく、臨機応変な対応が福祉の専門性です」

 河江予定候補も「効率と福祉はなじまないと思います」と共感。「机上の空論ではなく、地域のお年寄りの生の声を聞いて、そこから出発したい」と意気込みます。赤星さんは「国民の声を託せる国会議員がいないと庶民の生活は守られません。そういう議員を一人でも二人でも増やさなければ」と激励しました。

 昨年10月から無料低額診療事業を始めた名南病院(小南重人院長)では、ケースワーカーらと懇談しました。
 ケースワーカーは「これまで相談が27件あり、そのうち外国人を含め10人が無保険。制度を利用し受診したのは12人。経済的理由で受診抑制にならないようにしています」と話します。

 河江予定候補は、「誰もが安心して医療を受けられるよう、がんばります」と話しました。(3月2日)