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【08.10.15】トヨタ車体前で宣伝

「会社に雇用責任を果たさせ、まじめに働けば生活がなりたつ社会をつくりましょう」
日本共産党の八田ひろ子衆院比例予定候補は15日朝、愛知県刈谷市のトヨタ車体本社・富士松工場前で、派遣労働の永久化をやめさせる宣伝をしました。

宣伝には党西三地区委員会と同トヨタ車体支部の人たちが参加。同社の違法行為を追及した志位和夫委員長の国会質問を紹介する職場新聞「フォグらんぷ」を、夜勤明けと出勤途中の労働者に配りました。

同社の刈谷工場で働く高木礼次さんがマイクで訴え。志位質問に麻生首相が「法のもとに対応する」と答弁したことを紹介し、「私と同じ仕事の派遣労働者は、3年以上も派遣のままで給料が安く、ボーナスも出ない。間違ったことは声をあげ正させよう」とよびかけました。

八田氏は、同社の「派遣労働の期間偽造がワーキングプアを生み出している」と批判。ヨーロッパなみの働くルールを確立するためにも、総選挙で日本共産党を伸ばしてほしいと訴えました。
会社と寮を往復する派遣会社のマイクロバスなどが次々と発言。宣伝は大きな注目をあび、「おれにもビラをくれ」と取りに来たり、にっこりと会釈をして通りすぎる労働者もいました。

高木さんは「派遣を受け入れないクーリング期間の悪用は、ほかの企業に広がる危険がある。違法行為をやめさせるために、一人でも多くの労働者に訴えていきたい」と意気込みを語りました。