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【08.08.20】年金者組合と県社保協が愛知県に不服審査請求

愛知年金者組合と愛知社会保障推進協議会は20日、年金からの天引きや加入手続きの取り消し、国民健康保険の便乗天引きの中止を求め、愛知県後期高齢者医療審査会と国民健康保険審査会に不服審査請求書を提出しました。
請求は7月に決まった保険料を受け、愛知県自治センターで行い、100人以上が参加しました。
提出前の集会で、参加者は「すでに3回にわたり年金から天引きされ、もう限界です。なんとしても撤回させなくてはいけない」「戦後あれほど頑張ってきた私たちに、勝手に後期なんて名付けて切り捨てるなんて許せない」「国民健康保険料の天引きを開始するのは、後期高齢者医療制度への便乗だ」など怒りの声を上げました。

請求に参加した名古屋市西区在住の岩井さんは「お金のかかる趣味はしないようにしたり、見切り品のパンを買ったりして切り詰めています。国は国民から取る分を増やすのではなく、まず最初に本当にムダな支出はないのか見直してほしい。ほかの国のためにお金をつぎ込むのではなく、自国民のために使ってほしい」と訴えました。
9月1日には、第2回不服審査請求書提出行動が取り組まれます。