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【06.06.17】“愛国心”通知表 是正して 日本共産党愛知県委員会が県教委に申し入れ

 日本共産党愛知県委員会は15日、愛知県教育委員会に対し、「愛国心」を評価する通知表の是正を求め、申し入れました。

申し入れる(左から)かのう、さいとう、林各県議予定候補、八田前参院議員、きしの、斎藤各県議予定候補=15日
 報道によると、県内の小学校73校で「愛国心」評価を盛り込んだ通知表を採用しているといいます。党県委員会は、県教委として「県内の全小中学校の通知表の評価項目の実態をすみやかに調査し、『愛国心』の評価など『内心を直接的に評価する』項目が存在するかどうかを把握し、県民に明らかにすること」「『愛国心』の評価など『内心を直接的に評価する』項目が通知表にある場合、削除するように、学校長に指導し、是正をはかること」などを申し入れました。

 対応した高本訓久・教育委員会義務教育課課長補佐は「通知表は学校長の判断でつくられるものだから、県のほうから何か意見を言うことは考えていない」といいます。話し合いの中で、「情報把握だけはさせてもらいたい。内心を評価するような考え方になっているものについては助言させてもらう」「これだけ問題になっているのだから、県教委としても実態はつかんでいかなければならないと思っている」と答えました。

 この懇談には八田ひろ子前参院議員と、さいとう愛子、林のぶとし、かのう美恵子、きしの知子、斎藤ひろむの各県議予定候補が参加しました。