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【06.06.16】内心を侵す通知表 見直し 「愛国心の評価あいまい」 七宝町 蟹江町 

6月16日「しんぶん赤旗」

 
 七宝町議会で14日、日本共産党の太田茂男町議が質問にたち、「小学校で使用されている通知表から、内心の自由を侵す項目を削除すべきです」と町の姿勢をただしました。

 青木靖雄教育長は、「校長会では、現行通知表を見直す方向で協議している」と答弁しました。

 また、蟹江町では、工藤健三・蟹江町教育長が13日、林英子日本共産党町議や民主団体との懇談のなかで、見直しを表明しました。

 同教育長は、「『愛国心』は評価のしかたがあいまいで、現行通知表を変える必要があると思います。校長会の要請もあり、今学期から使用をやめます」と述べました。

 また声の大小を含め、学校で『君が代』を唄う、唄わないは子ども達の自由です」と語りました。