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【空港】2002.2.26-3.4の動き

●中部国際空港開港後の名古屋空港(愛知県豊山町など)の管理主体について、愛知県の神田真秋知事は2月27日の県議会で、「防衛庁が設置管理しない方向で対応したい」と述べ、今後、愛知県が管理主体となる方向で国と協議を進める考えを明らかにした。
 現在、同空港を管理している国土交通省は、新空港の開港後、名古屋空港の管理から撤退する意向だ。その後は、防衛庁か愛知県のどちらかが名古屋空港の管理主体となる可能性が高いが、春日井市など地元3市町は「基地拡大につながり、認められない」として防衛庁管理に強く反対している。
 神田知事はこの日の県議会代表質問の答弁で、防衛庁の管理に否定的な見解を示した上で、「管制や着陸帯の使用権限、用地の扱いについて、国土交通省や防衛庁と十分な協議が必要。できるだけ早く、解決策を見いだしたい」と答弁した。

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