ニュース

参院選公示 党躍進で政治に希望を 9条生かし平和外交を たけだ比例候補 愛知

出発式で訴える、たけだ候補=22日、名古屋市

 2期目をめざすたけだ良介比例候補(42)は名古屋市で力強く第一声を上げました。雨の中、「軍事費2倍化やめて医療や暮らしに回せ」の横断幕を持つ人や青年ら約200人が会場を埋め尽くし、勝利への熱い意気込みがあふれました。本村伸子衆院議員、名古屋市議団も駆け付けました。

 たけだ候補は、自公政権や維新がねらう敵基地攻撃能力や核共有などの軍備拡大では平和は築けないと述べ「日本政府がやるべきことは憲法9条をいかした平和外交だ」と強調。物価高や低賃金など暮らしの苦しさの根底に弱肉強食の新自由主義があると指摘し、この政治を根本からかえようと訴え。「今度の選挙は私たちの暮らし、日本と世界の平和がかかった選挙です。絶対に負けるわけにはいきません。比例5議席の実現、共産党を大きく伸ばしていただいて日本の未来を切り開いていこう」と呼びかけました。たけだ候補は長野県でも訴えました。

 すやま初美愛知選挙区候補、高橋まきこ比例候補も訴え。土井敏彦党県後援会会長があいさつしました。訴えを聞いていた名古屋市の女性(43)は、「軍事費には簡単にお金をかける政府に怒りがある。5兆円あれば保育士増員や働き方の改善ができる。政治は身近な問題だと周りの人に伝え、共産党への支持を広げたい」と話しました。

(6月23日 しんぶん赤旗)