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愛知県議補選28日告示 議席空白克服へ熱

「絶対勝ちましょう」とグータッチする(左から)しもおく予定候補、本村議員=16日、愛知県豊橋市

 愛知県豊橋市で16日、愛知県議豊橋区補選(28日告示、2月6日投票・定数2)と参院選で必ず勝利しようと日本共産党の本村伸子衆院議員を迎えて決起集会が開かれました。しもおく奈歩県議予定候補(前県議)を当選させ、県議空白克服しようと会場は熱気に包まれました。

 しもおく予定候補は、豊橋市へ宿泊療養施設の開設などコロナ対策強化、ワンストップの性暴力相談センター設置、生理の貧困対策、ジェンダー平等社会を実現していくと語り、「県議102議席のうち女性は5人。意思決定の場に女性を増やしていくためにも県議会に再び送りだしてほしい」と呼びかけました。

 「共産党の議席は宝の議席だ」として、中部空港2本目滑走路やジブリパークなど不要不急の公共事業に議会が行政のチェック機能を果たしていないと述べ、「県民の声を十分に県政に届けられず悔しい思いでいっぱい。県民の命と暮らしを守る県政へ転換していくためにも必ず勝利しよう」と熱弁。力強い訴えに、会場から大きな拍手が沸き起こりました。

 本村議員は、参院選の前哨戦として県議補選は絶対に議席を勝ち取ろうと強調。岸田首相を先頭にした改憲策動を批判し、「総選挙後も若者から戦争・改憲反対、ジェンダー平等を求める声が高まっている。一人でも多く、周りに声をかけ、しもおく予定候補を勝利させ、参院選では比例5議席以上へと押し上げる勢いをつくっていこう」と呼びかけました。

 党豊橋市議団(3人)は「暮らし優先の政治、市民の願いが届く県政の実現へ力を合わせて、しもおく予定候補を県議会に送りだそう」と決意を述べました。

 参加した70代の自営業者は「党議席があるかないかで大違い。全く声が届かなくなった。しもおくさんを当選させて、私たちの声を議会にぶつけてほしい」と話しました。

(1月19日 しんぶん赤旗)