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春闘勝利へ 労組宣伝

 愛知県労働組合総連合(愛労連)と愛知県国民春闘共闘委員会は6日朝、アイシンやデンソーなどトヨタ自動車のグループ企業のオフィスや工場が多くある刈谷駅前で「2022年春闘」のスタート宣伝に取り組み「すべての労働者に大幅賃上げを」と訴えました。

 各労組から28人が参加し、大幅賃上げを求めるビラとティッシュのセットを配布。1時間の宣伝で1000部を配りました。日本共産党の山本シモ子、牛田清博の両刈谷市議、新村健治前市議が参加しました。

 各労組役員が通勤客に訴えました。愛労連の竹内創事務局長が「コロナ禍で女性や非正規労働者らの厳しい実態が明らかになった。大幅な賃上げ、底上げ、労働条件の改善が急務となっている。大企業の内部留保を活用すれば可能。誰もが人間らしく働き暮らせる社会めざし声をあげよう」。県医労連の池田幹人書記次長は「岸田内閣は病床再編統合を推し進めている。コロナ感染が急拡大し第6波が危惧される中、医療・社会保障の充実は急務」と強調しました。

 ビラを受け取った女性(45)は「介護施設に勤めている。介護現場は低賃金、人手不足で大変。自動車など大企業だけでなく、すべての産業、職種で大幅賃上げを実現してほしい」と話しました。

(1月7日 しんぶん赤旗)