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「バランスよい食事に」食料支援に学生喜び

食料を選ぶ学生=19日、名古屋市天白区

 日本民主青年同盟愛知県委員会と同名古屋昭和・天白・緑地区委員会は19日、学生を食料支援する「ほこほこ愛知プロジェクト」を名城大学前(天白区)で行い、50人以上の学生が訪れました。同大学前では3月から毎月19日に実施し、今回で9回目です。

 区民などから寄せられた野菜や米、レトルト食品などを机に並べ、「生活に困っている人は遠慮せず持っていってください」と声をかけました。

  初めて訪れた名城大学2年生は「親からの仕送りは25日。仕送りまで米がなくならないか心配していました。買わなくていいので助かります」。工学部3年生は「泊まり込みの実験などがあり定期的なアルバイトが出来ません。食料支援はありがたいです」。名古屋大学2年生は「野菜や果物は高いのでほとんど買いません。ご飯やパン、麺類などばかり食べています。野菜をもらったのでバランスのよい食事になります」と話しました。

 スタッフの男性は「曜日は変わりますが19日に同じ時間、同じ場所で実施しているので学生の噂になっています。回を重ねるごとに訪れる学生が増えています。当然、次回も12月19日に行います」と語りました。

(11月23日 しんぶん赤旗)