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コロナ禍 民青の力確信 県代表者会議で議論

 日本民主青年同盟愛知県委員会は24日、名古屋市内で第64回代表者会議を開き、新型コロナから命と暮らしを守り、野党連合政権をめざす方針など活発に論議しました。

 古川大暁委員長は、コロナ禍で困窮する学生への食料支援、青年・学生の実態調査に取り組み、要望を国や自治体に届け支援策を充実させてきたことを紹介。「総選挙で政権交代を果たし、日本共産党の躍進で青年・学生の願いが実現する野党連合政権へ、強く大きな民青をつくろう」と訴えました。

 討論で、昨年11月に結成した学生班の代議員は「200人以上からアンケートを取り、『教育を受ける権利がある』と、学費値下げや対面授業再開の要望が多い。班員で文部科学省とオンライン交渉し、『対面授業が必要であると考えている』と回答があった」と報告しました。

 学生への食料支援を行っている学生代議員は「一人でも多くの人を支援したくて学生アパートへのビラ配布だけでなく、支援を受けた学生がSNSで会場写真を付けて発信。見た人が友人に拡散して、訪れる人が増え、初めて利用する学生も多い」と話しました。

 西三地区委員長は「コロナ感染対策で介護職場から外出自粛を言われている。班会議を対面でなくオンラインで開催している。参加できない班員にはSNSで連絡を取り、内容を伝えている」と述べました。

 南西地区委員長は「大学の入試宣伝で高校生とコロナや平和問題で対話が弾む。実態アンケートに協力してくれた高校生に加盟を呼びかけ、高校生班をつくる展望が拓けた。青年に民青が求められているとの確信を得た。野党連合政権実現には市民と野党を繋ぐ要の日本共産党の躍進が必要。共産党前進のため民青拡大をすすめる」と決意を語りました。

 日本共産党愛知県委員会の都出浩介青年学生部長、長内史子衆院東海比例予定候補が連帯あいさつしました。

 委員長に古川大暁さん、副委員長に谷本麗之さんを再任しました。

(1月26日 しんぶん赤旗)