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戦争法廃止「19日行動」力合わせ 展望開こう

駅頭で横断幕を掲げてアピールする参加者=19日、名古屋市熱田区

■ 医療後回し ノー

 「憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動」は19日、名古屋市内で街頭宣伝に取り組みました。同会の街頭宣伝行動は昨年11月の結成後初めて。

 駅頭3カ所で訴え。金山総合駅前には17人が参加し、リレートークやビラ配りをしました。

 愛知民医連事務局の島崎宏行さんは、ひっ迫する医療現場について、「崩壊の一歩手前だ。過酷な緊張状態で職員は疲弊し、受診控えで収入は激減している」と強調。「政府は経済を優先し、医療は後回し。地域医療を守っていくためにみんなで声を上げよう」と話しました。

 「だまっちゃおれん!原発事故人権侵害訴訟・愛知岐阜」原告団の岡本早苗さんは「原発事故から10年、被災地はずっと緊急事態。自分自身が被害者になって初めて政治に関心を持った。2月1日に控訴審をたたかう。関心を持って一緒に政治、社会を変えよう」と呼びかけました。

 ビラを受け取った会社員は「仕事があるだけましだが、感染対策がすごくストレス。Go Toはやるべきでなかった」。高校生は「国民に自粛しろと言っておいて、自分らは会食しているのは許せない」と語りました。

(1月21日 しんぶん赤旗)