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もとむら議員が青年とトーク コロナ・政治・学生生活「相互に意見言えて楽しかった」

青年・学生とコロナ対策や新しい政治について語り合う、もとむら議員(左から3人目)=20日、名古屋市千種区

 日本共産党のもとむら伸子衆院議員(衆院東海比例予定候補)は20日、名古屋市千種区で青年のつどいに参加し、新型コロナ対策やコロナ後の新しい社会について語りあいました。主催は日本共産党名古屋東部地区委員会。7人の青年・学生が参加しました。

 もとむら議員は、「安倍首相の辞任は内外政治の行き詰まりによるものだと述べ、首相指名選挙で立憲民主党の枝野幸男代表に立憲野党がそろって投票したことを紹介。「市民と野党の共闘は前進している。総選挙で安倍政治に変わる新しい政治をつくりましょう」と強調しました。

 菅政権について、保育士の男性(23)は「森友問題の文書改ざんを再調査しないといっている。まったく期待できない」。大学院1年の男子学生は「『自助、共助、公助』と言っているが、公助が先で、順番が逆じゃないか。コロナ禍でバイトがなく、仕送りが減って学生生活は大変。国は個人や学校まかせでなく支援すべき」と発言しました。

 もとむら議員は「菅さんは官房長官として安倍政権を支えた人。政治の私物化も疑惑隠しも、自己責任の押し付けも安倍政治を引き継いでいます」ときっぱり。

 新型コロナの影響では、エンジニアの男性(28)が「違う部署の同僚が感染した。濃厚接触者しか公費でPCR検査が受けられない。心配なので検査を受けたいが何万円もかかるので助成してほしい」。大学院生は「オンライン授業だったので同級生に顔を合わせたことがない。後期から教室での授業が始まるが、感染が怖い」と話しました。

 もとむらさんは「国や県にPCR検査の拡充、医療や介護、福祉関係への財政支援を要請しています。全学生のPCR検査を実施する大学もあります。事業者や学校まかせにするのではなく、国の責任でPCR検査拡充を求めていきます」と述べました。

 参加者から「国会議員の話を聞いたのは初めて。政治が身近に感じる」。「一方通行でなく相互に意見が言えて楽しかった。こんな場をもっと企画してほしい」と感想が出されました。

(9月22日 しんぶん赤旗)