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【05.12.02】お寺で憲法を語り合う 名東区

12月2日「しんぶん赤旗」

 「名東九条の会」は11月27日、名古屋市名東区の真宗高田派蓮教寺で、「憲法をめぐる講演と座談の会」を開き、80人が参加しました。平川宗信中京大学法学部長が「憲法と人権の現在、そして未来」をテーマに講演。

 平川氏は「1990年代に、憲法違反ともいえる法律がどんどん成立し、憲法の空洞化という事態が進行しています」と指摘。「過去の侵略戦争に対して日本がどういう責任を果たすのか、世界の問いに答えたものが憲法九条です」と語りました。

 参加者からは「『九条って何?』『誰が変えようとしているの?』という若者やおとなが多いことに危機感をもっています。憲法の意義や改憲の動きをわかりやすく伝えるために、パンフを作ってみました」「難しい理屈だけではなく、漫画やうたごえなど、ストレートに訴えて改憲反対の世論を広げることが大切」などの発言が相次いで出されました。