愛知民報

【17.04.30】中学体育に銃剣道 元中学校体育教員 内田保さん 「愛国心教育の押し付け」

 現在、学校現場には銃剣道を教えることができる教員はいないと思います。大学の教員養成課程で武道を学びますが、柔道、剣道、なぎなたです。銃剣道を教えるとすれば、自衛官のOBを呼ばないとダメでしょう。

 現場の教員は危険を避けるために注意を払っていますが、相手を突かなければならない銃剣道は危険を伴います。

 学校教育に武道という考え方を持ち込むこと自体が復古主義的だと思います。意図的な愛国心教育の押し付けではないでしょうか。