愛知民報

【18.08.12】住民福祉の推進力 日本共産党奮戦記 日進市 1議席から3議席めざす ごとう、坂林、鈴木氏

 日進市の日本共産党は、市民と野党の共闘で私たちのまちから政治を変えたい、不要不急の「道の駅」より保育園の増設や福祉会館の充実を、住民が主人公の市政をつくりたいとの思いで、来年の市議選で現有1議席から3議席をめざすことを決意しました。
 子育て世代のごとうみき市議(38)、2期8年の議員経験をもつ坂林たくみ前市議(56)、「議会の力関係を変えたい」と立候補を決意した新人の鈴木弘一さん(43)です。7月から3人で力を合わせ、参院選・日進市議選勝利をめざす活動をスタートさせました。

 

保育園増設

 私、ごとうみきが日進市に引っ越してきて驚いたのは、保育園が需要に対して足りないので「兄弟姉妹が別々の園」「育児休暇を取ると、3歳未満の子どもが強制退園」「認可外保育園に預けると月6万円」という実態でした。うれしいはずの出産、子育てが「仕事をあきらめる」ことになるという悲しい現実を目の当たりにしました。
 新日本婦人の会やより良い保育を願う日進の会のみなさんと一緒に運動し、議会で繰り返し保育園の新設を求めてきました。
 「子どもは家で面倒をみるのが当たり前」「公的保育は民間の妨げになる」という論調もありましたが、実態を訴え、要求署名を積み上げ、学童保育の新設、公立三本木保育園のゼロ歳児クラス開設、認可私立保育園2園開園、育休退園の対象園児を3歳未満から2歳未満へ引き下げなどを実現してきました。
 そして、今、新たに赤池地域に0―5歳までの認可保育園の新設が決定しました。

エアコン設置

 長年の要望だった小中学校の教室エアコン設置も2016年に中学校、昨年の夏休みに全小学校に設置が完了。この猛暑に大変喜ばれています。

 

全委員会に

 悔しい想いをしたのは、巡回バスの改悪です。値上げの計画が発表され、短期間に7700人分の「値上げ反対」の署名が集まりましたが、共産党議員のいない委員会では賛成なしで不採択に。
 翌年、私はバスを所管する市民建設常任委員会の委員になりましたが、市議会の3つの委員会すべてに共産党の議席が必要です。

 

共闘発展

 2015年の安保法制=戦争法強行成立以後、日本共産党は日進市と東郷町で月1回、市民と野党、市民派地方議員のみなさんと一緒に同法廃止を求める集会を続けています。 この共闘と信頼が、昨年の衆院選では他会派議員も「比例は共産党」とマイクを握り、私たちを大いに励ましてくれました。来春の市議選でお互い議席を増やし市議会の力関係を変えようと相談できる仲間となりました。
 日進から政治革新をめざしてがんばります。
(日進市議会議員ごとうみき)