愛知民報

【16.04.24】九州地方地震 救援全力 「どこでも起こりうる」

共産党が街頭募金 市民、協力次々

 
 14日午後9時過ぎ、熊本県益城町で震度7の揺れを観測した地震は、その後も激しい揺れが続き、死傷者や建物損壊など被害が広がっています。日本共産党愛知県委員会は翌15日から、街頭や集会で地震被災者への救援募金を訴えています。名古屋市中区大須で街頭募金に応じた女性(26)は「熊本に友人がいるので心配。まだ連絡がとれない」と話しました。愛知県労働組合総連合(愛労連)や民主団体も救援活動に取り組んでいます。

愛知の直下地震

 今回の九州地方地震は断層帯のずれによって起きる直下型地震です。はじめに揺れが起きた断層から、近くにある別の断層の地震を誘発し震源域が広がっています。
 マグニチュード6以上で、愛知県に大きな被害を及ぼした直下型地震は、濃尾地震(1891年)と三河地震(1945年)です。
 死者数は濃尾地震7273人、三河地震2306人でした。
 日本列島はいたるところに断層帯があり、“地震列島”と言われています。
 愛知県内の活断層は文献によると30あるとされています。県は1996年度から98年度にかけて活断層調査をおこない、尾張西部の岐阜―一宮線、西三河の猿投―境川断層と猿投山北断層について地震の注意を怠ることはできないと指摘しています。
 しかし、震源域が広がる九州地方地震の状況から活断層と地震の関係を見直すことが求められています。

想定南海トラフ地震 県内死者想定23000人

 今回の九州の地震は、四国沖から駿河湾まで伸びる海底の地震発生帯・南海トラフに影響を及ぼすとする見解もあります。
 内閣府の中央防災会議は2012年8月に「南海トラフ地震」の被害想定を発表しています。
 それによると県内最大震度は7。全壊・消失棟数約39万棟、死者2万3000人となっています。
 1944年の東南海地震では県内で438人の死者が出ました。

原発再稼働ストップ

 熊本など地震が広がるなか、鹿児島市薩摩川内市にある九州電力川内原発の運転停止を求める声が高まっています。
 静岡県御前崎市にある中部電力浜岡原子力発電所の再稼働に反対する藤原はづきさん(44)は、「熊本の地震は日本のどこでも大地震が起きることを示しました。浜岡原発は、東海地震の震源域の真上にあって世界一危険な原発。再稼働を許さず、廃炉にさせたい」と語っています。

3・11支援生かす 愛労連、自治労連県本部

 
 愛知県労働組合総連合と自治労連愛知県本部は16日、名古屋市中区栄で熊本地震救援募金を呼びかけました。榑松佐一愛労連議長は「3.11東日本大震災の被災地支援活動の経験を生かしたい」と訴えました。

暴政 減災 安心・安全の愛知に 日本共産党 すやま初美さん

 日本共産党の、すやま初美参院愛知選挙区予定候補は、「全国どこでも大地震の危険があります。防災・減災に取り組み、安全・安心の愛知をつくるためがんばります」と決意を述べ、九州地震救援募金への協力を呼びかけました。