名古屋市緑区九条の会連絡会は４日同区内で、「憲法を考えるつどい」を開き、約２００人が参加しました。
本秀紀名古屋大学大学院教授が講演。同氏は違憲の戦争法を強行し、民主主義、立憲主義を破壊した安倍内閣を厳しく批判。内閣打倒の国民的大運動を呼びかけました。
同区の介護施設職員（34）は「戦争法に賛成の人や、政治に無関心な人にも納得してもらいたい」と話していました。
本氏の講演の一部を紹介します。
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国会外の反対運動が国会内の野党共闘を支えました。デモ参加者は、自分の言葉で幅広いネットワークをつくりました。国民が声を上げ、国政を動かさなければ、平和主義も立憲主義も壊されます。
街頭で自分の主張を述べることは大変ですが、これをやらなければ憲法を守り育てることはできません。
自民党は明文改憲を狙っています。来年の参院選の争点です。
戦争法を廃止するには衆参両院での可決が必要です。集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回も必要です。
日本共産党が提唱した「戦争法廃止の国民連合政府」の構想に注目しています。