愛知民報

【15.10.04】自民・藤川政人参院議員 企業献金と助成金

 自民党愛知県連会長の藤川政人参議院議員の政治資金の動きを公表されている2013年度の政治資金収支報告書に見てみました。

資金回し

 同議員の政治団体は、藤川政人後援会、藤川政人政経懇話会、同議員が代表者をつとめる自民党愛知県参議院選挙区第4支部。
 3団体は愛知県扶桑町内にある藤川氏所有の事務所に同居しています。
 3団体の前年からの繰越金をのぞく2013年度の収入合計は約5659万円。
 姿を変えた企業・団体献金といわれる政治資金パーティーの収入と政党助成金が主な資金源になっており、3団体で政治資金を回しています。

パーティー収入

 藤川政人後援会は政治資金パーティーで約2840万円の収入を得ています。福玉グループ企業4社がパーティー券代として合計500万円分を同後援会に支払っています。
 後援会から1000万円が自民党第4支部に、200万円が政経懇話会に寄付されています。パーティー収益が2団体に配分されている形です。

麻生派から

 政経懇話会は、政界や経済界との交際の窓口になっています。
 同会の約619万円の収入には、後援会からの200万円、藤川氏が属する麻生太郎副総理の派閥・為公会(いこうかい)から200万円が入っています。
 同懇話会の収入は、政治家の「励ます会」や政治資金パーティーの参加費など政界や経済界との交際に使われています。

受け皿

 企業・団体献金と政党助成金の受け皿になっているのが、自民党支部です。
 政治資金パーティーを主な収入源としている後援会からの1000万円の寄付のほか、企業・団体献金を受けています。
 自民党本部から交付された政党助成金は1200万円となっています。

不可解

 自民党第4支部の収入の大半は人件費や事務所費に支出されたことになっています。
 自民党の同支部から11~13年度に藤川氏にたいし「借入金返済」として1900万円が支出されています。貸借関係の実態は不明です。
 また、3団体共通の事務所は土地・建物とも藤川政人氏の個人所有になっているにもかかわらず、自民党支部から毎月10数万円の「家賃」が特定企業に支払われています。不可解です。