愛知民報

【15.10.04】農業破壊のTPPに反対 たけだ良介 すやま初美 両予定候補 三河地方の農業を視察

 日本共産党の、たけだ良介参院比例代表、すやま初美愛知選挙区の両予定候補は9月25日、田原市の農家を訪問し聞き取りを行いました。
 同市は全国屈指の野菜の産地となっています。キャベツ、しそ、ふき、とうがんは全国一の産出額。トマトやいちごも上位です。
 案内した日本共産党の河辺正男田原市議はミニトマトのハウス栽培を行っています。河辺さんは「品質管理を徹底し、甘いトマトを出荷できるようにしています」と説明しました。
 河辺さんは、農産物の輸入自由化が繰り返され、生産者が打撃を受けてきたことに触れ、「トヨタなど輸出大企業優先の政治を変えるべきだ」とTPP交渉妥結に向け暴走する安倍政権の動きを厳しく批判しました。
 たけだ、すやま両氏は、「政府による価格保障や、所得保障の充実、地産地消を推進することが必要。地域農業を破壊するTPPには反対」と述べました。
 たけだ、すやま両氏は同月23日には、岡崎市の酪農家を訪問。「アベノミクスで飼料代が上がった。TPPは暮らしを破壊する」という訴えを聞きました。 碧南市では日本共産党の下島良一市議の案内でニンジン、タマネギの畑を視察。西尾市では遺伝子組み換えでない菜種油を生産する市民団体のメンバーと意見交換しました。
 愛知県は2010年にTPPに加盟した場合の県内農業がうける影響の試算を発表しましたが、翌11年に就任した大村秀章知事はTPP賛成の態度です。