愛知民報

【15.09.20】日本共産党参院比例代表予定候補 たけだ良介さん 憲法と暮らし守る運動に情熱 東海・北陸信越から参院議席必ず

 日本共産党は2016年夏の参院選比例代表で、850万票、8議席以上を獲得する目標を掲げています。東海・北陸信越の9県(愛知、岐阜、三重、静岡、長野、新潟、富山、石川、福井)を活動地域としているのが、たけだ良介さんです。たけださんは、戦争・格差・貧困がない、憲法をくらしに生かす政治をめざし、日本共産党の政策を語り広げる先頭に立っています。(聞き手=本紙・錦見友徳)

リンゴ農家

 たけださんは、豪雪で知られる長野県北部の中野市出身。信州大学教育学部を卒業。現在は長野市内に居住しています。
 中野市にある、たけださんの実家は兼業のリンゴ農家。リンゴ作りの主な担い手は母親。父親は会社員でした。たけださんは「3人兄弟の末っ子。畑作業を手伝うこともありました」といいます。

3児のパパ

 たけださんは、上から5歳、3歳、1歳の3人の男の子の父親。「子育ては楽しい」といいます。
 大阪出身の妻、千尋さんとは、学生運動のなかで知り合い、結婚しました。 

 2013年参院選に比例代表から立候補。マスコミから求められたアンケートに、尊敬する人物は「妻」と書きました。

 理由は「仕事と子育てを両立してがんばっているから」

青年運動に注力

 たけださんと日本共産党との出会いは1999年、信州大学教育学部1年生の時です。
 学内で「30人学級実現」と書いた日本民主青年同盟(民青同盟)の看板に共感を覚えました。 民青同盟で自衛隊海外派兵(周辺事態法)をめぐるたたかいを学び、「米軍の後方支援はおかしい」と学生を募り、松本城界隈でデモを行いました。
 たけださんは「戦争法案など、現在のたたかいにつながる貴重な経験でした」と語ります。
 民青同盟の仲間から日本共産党が侵略戦争に命がけで反対したことを教わり、「信頼できる党だ」と入党した動機を語ります。
 大学卒業後は、民青同盟の専従役員に。「相手と同じ目線で考える」を信条に青年運動に取り組みました。
 父親は当初、「教員にするために大学に通わせたのに」と反対しました。たけださんは「その後、両親もよく応援してくれるようになりました」と言います。 
 民青同盟長野県委員長として、たけださんは、ハローワークに来る青年から、労働・雇用の実態を聞き取り、「青年黒書」を作成。長野県知事に直接手渡し、県当局に調査と改善の指導を求めました。

変革の時代

 たけださんは、8月27日、日本共産党愛知県委員会が行った戦争法案関連基地施設の調査に参加。「自衛隊基地が住宅地の間近にあり、兵器生産を行う軍需産業が密集していることに驚きました」と話します。 
 戦争法案に反対する若者たちの運動参加が広がっています。たけださんは「一過性ではない。民主主義が根付いてきている。本当にわくわくする時代」といいます。
 国政選挙候補の経験は衆院2回、参院1回です。論戦力、行動力は折り紙つきです。「必ず議席を獲得して、憲法が生きる国づくりの先頭に立ちます」と意気込みを語りました。