愛知民報

【14.05.18】憲法施行67周年「市民のつどい」 解釈改憲許さない

 憲法記念日の3日、愛知憲法会議が名古屋市内で「憲法施行67周年市民のつどい」を開きました。
 同会議の本秀紀事務局長(名古屋大学大学院教授)は、安倍政権が進める憲法解釈の変更による集団的自衛権行使容認を厳しく批判。「戦争できる国」をつくる動きに警鐘を鳴らしました。
 同氏は「安倍政権は最初は憲法の条文そのものを改めようと、あの手この手を繰り出しましたが、立場を超えた国民の厳しい批判にさらされ、ゆきづまりました」と指摘、解釈改憲反対が多数という世論調査の結果を紹介。
 憲法そのものに対する立場の違いを超えて幅広い人から「立憲主義を守れ」との声が広がっており、「安倍政権の暴走には未来がない」と力説しました。
 トーク「憲法と日本社会」では、小熊英二慶応義塾大学教授らが若者のなかで政治への関心や行動参加が広がっていることなどについて語り合いました。