愛知民報

【14.05.04】住民福祉の推進力 日本共産党奮戦記 岩倉市

議会リードする第1党 働き盛りの3議員

 岩倉市は尾張北部にあり、名古屋まで名鉄電車で15分というベッドタウンです。人口約4万7000人、面積10・49平方??と県内で最も小さい市です。  市内を流れる五条川の堤に植えられた約1400本の桜並木は「日本のさくら名所百選」に選ばれ、開花期には50万人近くの観光客が訪れています。

経験生かす

 日本共産党議員は横江英樹、ますやのりこ、木村冬樹の3人。政党会派第1党です。3人全員50歳代の働き盛りです。
 それぞれ、議員になる前の平和運動(横江)、障害者福祉(ますや)医療・介護(木村)など社会運動で培った知識と経験を岩倉市政に生かしています。

豊かな実績

 前回の市議選後の3年間でも、市民の運動と相まって、中学校卒業まで入院・通院とも子ども医療費無料化、高齢者肺炎球菌ワクチン接種への助成、75歳以上の脳ドック等検査への助成拡大、私立高校授業料の助成拡大、住宅リフォーム助成、デマンド交通(予約制乗り合いタクシー)の運行開始、小中学校・保育園・児童館の耐震化完了、保育園の幼児室へのエアコン順次設置、地域振興を目的とした?街コンイベント?の開催、防災行政無線の運用開始、緊急通報システムの市民負担軽減、水道の基幹管路の耐震化開始などを実現しました。

行政動かす

 デマンド交通の運行は、長野県木曽町や三重県玉城町、岐阜県美濃加茂市など県外の先進例を市民とともに視察。議会での粘り強い提案により、市長のマニフェストに加えることができました。
 住宅リフォーム助成は、関係団体からの議会請願を採択し、議会内にプロジェクトチームを設置して行政に重い腰を上げさせました。

議会改革

 議会改革についても日本共産党市議団は中心的な役割を果たし、議会基本条例の制定、議会報告会の開催、「議会だより」の改善、議員同士の活発な討議などをすすめています。
 その中で、昨年の12月議会で「介護保険要支援者への保険給付継続を求める意見書」、今年の3月議会では「特定秘密保護法の慎重な運用を求める意見書」と「集団的自衛権の行使容認に反対する意見書」を賛成多数で可決し、国に提出しました。

次期へ全力

 1年後に迫った次期の市議選は、安倍政権の暴走に厳しい審判をくだすチャンスです。同時に、社会保障充実、防災強化、子育て支援、にぎわいづくりなど市民の要求を実現するための選挙でもあります。 定数は県内の市で最少の15です。日本共産党の3議席を引き続き確保するために全力でがんばります。