愛知民報

【13.09.15】国政革新の共同大きく 革新・愛知の会 山下芳生日本共産党書記局長代行が講演

 
 日本共産党の山下芳生書記局長代行(全国革新懇代表世話人、参議院議員)は7日、平和・民主・革新の日本をめざす愛知の会(革新・愛知の会)が名古屋市内で行った世話人会で講演し、平和、民主主義、生活向上の「3つの共同目標」にもとづく革新懇運動の役割を訴えました。

 山下氏は、7月の参院選で日本共産党が大躍進したことで、「2大政党」論、「第3極」論が破たんし、「自共対決」という政治地図がくっきりと浮かび上がってきたと強調。安倍政権の消費税増税、雇用破壊、原発再稼動、憲法改定などの暴走について「危険性を直視した上で、恐れずに国民の世論と運動をよりどころにして破たんに追い込もう」と呼びかけました。

 また「民主党政権崩壊の教訓はアメリカ、財界言いなり政治にメスを入れる力がなかったこと」と指摘。原発やTPPなど要求に基づく一点共闘の場でもアメリカ、財界言いなりから脱却する必要性が明らかになり、共同の条件が広がっていることを紹介しました。

 山下氏は、質問に答え「若者たちは非正規労働やブラック企業がはびこる背景にある悪い政治に気づき始めています。その成長に心を寄せましょう」と呼びかけました。