愛知民報

【13.08.04】参院選 激戦勝ち抜き3選 “自共対決”の新国会に臨む 日本共産党参議院議員 井上さとし

 

願いに全力で応えます

 皆さんの大きなご支援により、参議院選挙で比例の5議席を実現でき、私も3期目の当選を果たすことができました。

 選挙区でも東京、大阪、京都の3議席を獲得しました。愛知では、本村伸子さんの当選はあと一歩で届かなかったものの、議席を激しく争うまで押し上げていただきました。

 選挙中に寄せられた様々な願いや怒り、叫びを生かすために全力をあげます。どうぞよろしくお願いします。

 選挙中にも安倍内閣の暴走が加速し、これに立ち向かえる日本共産党の議席をなんとしても増やさなくてはならない、負けてたまるかの思いを募らせてたたかいました。

 猛暑の中で演説を聞いて下さった皆さんと握手すると、「がんばって」だけでなく、「昨日も一日電話かけをしたよ」「一緒にがんばろう」などと声をかけてくださる方が、これまでの選挙より多かったのが特徴です。この思いにこたえねばと、燃えに燃えて最後まで元気いっぱい訴えぬくことができました。

暴走に怒り広がる

 参議院でも自公が多数を獲得し、衆参の「ねじれ」は解消しましたが、自民党政治と国民との「ねじれ」はいっそう広がっています。

 選挙後の共同通信の世論調査では、原発再稼働反対は選挙終盤の10日間で7ポイントも上がって58%になり、消費税増税反対は「据え置き」「当面据え置き」と合わせ75%にまで達しています。

 一方、自民党政治に対して他の野党はどうか。執行部の辞任騒ぎや内部対立が表面化する一方で、「対抗軸」のないまま野党再編の話が広がるなど、自民党に立ち向かうことができません。財界中心、アメリカ言いなりの政治と立ち向かってこそ、政治は変わります。

 ?自共対決?はいっそう鮮明です。

質問時間大幅増

 日本共産党の新しい参院議員団が非改選と合わせて11議席になったことにより、議案提案権を獲得することができました。すべての常任委員会に所属できるようになり、予算委員会や憲法審査会などは2人の委員となります。10議席以上に前進し、院内交渉会派となったことで議院運営委員会の理事が割り当てられ、本会議質問の機会も大幅に増えます。

国民的要求実現に決意

 パワーアップした議員団として「日本共産党を伸ばしてよかった」と実感していただけるような活動を強めます。

 消費税増税をストップさせ、「別の道」による財源確保で社会保障を充実する、原発再稼働を許さず、自然エネルギーを大胆に普及する、憲法改悪を許さず、暮らしと平和に憲法を生かす、TPP参加ストップ、アメリカ言いなりの外交をやめる――山積みの課題に立ち向かい、いっそうの前進をかちとる決意です。どうぞよろしくお願いします。