愛知民報

【13.02.24】「高齢者多く危険」 名古屋市東区砂田橋交差点 住民が横断歩道を要求

 歩道橋しかない名古屋市東区の砂田橋交差点に横断歩道を設置させようと、住民が立ち上がっています。歩道橋の下に自転車専用信号がありますが、そこを横断する歩行者も少なくありません。

 同区の「安全な砂田橋交差点を作る会」と地元の日本共産党支部が6日、東土木事務所に早期設置を求めました。同党の岡田ゆき子市議が同席しました。

 参加者は「高齢でひざが痛く、階段がつらい」「人命を重視せよ」「歩道橋は自動車優先。街づくりの見直しを」などと訴えました。

 市側は横断歩道の必要性を認めたものの、県警察本部との交渉が難航していることを明らかにしました。

 同会の服部茂子さん(75)は「この地域は古い団地が多く、高齢化が進んでいます。大型スーパーの買い物客も多い。横断歩道設置は急を要します」と話しています。