愛知民報

【12.04.08】消費税導入から23年 怒りの行動デー “増税は景気を冷え込ませる”

 
 1989年の消費税導入から23年。全国で行われた「消費税増税ストップ!怒りの行動デー」に呼応した宣伝署名が2日、名古屋市中区のデパート前で行われました(写真)。

 行動には、消費税をやめさせる愛知連絡会と、消費税をなくす愛知の会から36人が参加しました。うさぎとパンダのぬいぐるみ姿で、「消費税増税反対」と書かれた風船やティッシュペーパーを通行人に配り、署名を呼びかけて1時間で153人の署名が集まりました。

 マイクを握ったコープあいち労働組合の野々山大輔書記長は「景気を冷え込ませる消費税増税は許せない」と訴えました。

 署名した人から、野田内閣が消費税増税法案の国会上程を強行したことに、激しい怒りの声が寄せられました。

 アルバイトで生活する中村区の女性(24)は「定職が見つからない。今は親に助けてもらっているが、増税されたらたいへん」ときびしい表情。3歳の子を連れた東区の女性(47)は「これから子育てにお金がかかる。増税されたら必要な教育費が出せなくなる」と訴えました。