愛知民報

【12.02.05】解散・総選挙を要求 日本共産党 比例東海2議席必ず 

 消費税増税と社会保障改悪、沖縄・米軍新基地建設の押しつけ、TPP(環太平洋連携協定)参加へと暴走する民主党・野田政権に、「自民党以上の自民党的政権」の批判が急速に高まっています。民主党から離党する議員がでるなど“内部崩壊”も始まっています。日本共産党・志位委員長は1月27日の衆院本会議で、衆院を解散し国民の審判を仰げと求めました。同党愛知県委員会は、衆院比例東海ブロックの現有1議席から2議席への前進をめざし、県レベルの大演説会や全小選挙区での演説会開催を計画しています。

党勢拡大・対話に全力

 総選挙は、国民に「自民も民主もダメ」との思いが広がり、新しい政治を託せる政党はどこか、真剣に探求されるなかでのたたかいとなります。

 愛知県の日本共産党の各組織は、社会保障改悪と一体の消費税増税や原発再稼働を許さず、国民が主人公の新しい政治に転換する対案を示し、街頭宣伝や署名、各地の集いなどで支持を訴え、総選挙勝利の最大の保障である党員を中心とした党勢拡大の大運動に取り組んでいます。

 各地で、共産党そのものへの関心と期待が寄せられています。

 西田とし子衆院4区予定候補は熱田区内の集いで「二大政党政治が破たんした。政治を変えるためには共産党を大きくするしかない」と訴え、その場で「しんぶん赤旗」読者が増えました。

 中川区では、日本共産党の志位和夫委員長の講演DVDを視聴した2人が、江上博之前市議の訴えに応えて、「志位さんのような人が首相になった方が良い」と入党しました。

 中区では、ビラを配布していた党員に見知らぬ市民が民主党を批判し「共産党がんばって」と激励の声をかけました。

 「赤旗」読者になったばかりの名東区の女性は、共産党員に「震災の記事は考えさせられる部分がたくさんあり参考になりました」と連絡してきました。

 一宮市の党支部は、商店街で消費税増税反対と原発撤退の署名を集めました。ある商店主は「お客さんから消費税をもらっていない。これ以上は身銭を切れない」と消費税増税反対を訴えました。

 蒲郡市で日恵野佳代市議がTPP問題でJAを訪問した際、「なぜ共産党の議員になったのか」との質問がきっかけとなり、「党を語る集い」に。JA幹部は「『赤旗』はよく調べていますね。毎日読んで勉強させてもらっています」と話しました。

 消費税増税と社会保障改悪、沖縄・米軍新基地建設の押しつけ、TPP(環太平洋連携協定)参加へと暴走する民主党・野田政権に、「自民党以上の自民党的政権」の批判が急速に高まっています。民主党から離党する議員がでるなど“内部崩壊”も始まっています。日本共産党・志位委員長は1月27日の衆院本会議で、衆院を解散し国民の審判を仰げと求めました。同党愛知県委員会は、衆院比例東海ブロックの現有1議席から2議席への前進をめざし、県レベルの大演説会や全小選挙区での演説会開催を計画しています。

国民犠牲の政治許さぬ 黒田予定候補が早朝に訴え

 
 日本共産党の黒田二郎衆院愛知2区予定候補は、総選挙での同党の躍進をめざし、早朝から、選挙区内の駅頭で出勤途上の市民に政策を語り支持を呼びかけています。1月30日には千種区の地下鉄「茶屋ヶ坂」駅で、後援会員とともに宣伝しました。

 同候補は「この不況の時期に消費税を上げると?景気の底?が抜けてしまいます。国民の暮らしより、大企業やアメリカの利益優先の政治を許してはなりません」と訴えました。