愛知民報

【11.09.11】稲沢・小牧市議選 大激戦の中告示へ 不正・浪費ただす党こそ

 稲沢市議選と小牧市議選はいずれも大激戦のなか告示を迎えます。

 稲沢市議選は18日告示、25日投票。今回は市町合併後初の全市ひとつの大選挙区選挙。定数も4減で、旧市町の枠を越えた攻めぎ合いの大激戦です。

 日本共産党は「福祉・防災の稲沢づくり」をかかげ、渡辺ゆきやす、そがべ博隆の両現職の議席確保に全力をあげています。

 大型開発優先のオール与党市政のもと、福祉・防災の遅れが目立つなか、土地開発をめぐる議会議長の汚職と市長の違法許可が発覚。

 共産党議員は開会中の9月議会で、汚職不正の真相解明、原発撤退・放射能汚染対策、中学3年生への子ども医療費無料化拡大、国民健康保険税引き下げを迫っています。

 同党は「不正・汚職の監視役」「旧町の声を市政に届ける」と役割を語り、支持を訴えています。

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 小牧市議選は25日告示・10月2日投票。日本共産党は、竹内さとみ(現)、安江みよ子(現)、佐藤だいすけ(新)の3氏が立候補する予定です。

 小牧市も大型開発優先のオール与党市政。共産党は、ムダづかい根絶、福祉・防災の充実を訴えています。

 市出資の再開発ビルの空きフロアに図書館をつくれば建設費を30億円近く節約できると提案。市民の共感を呼んでいます。