愛知民報

【11.07.03】6月市町村議会 新人議員活躍 (その1)

浸水対策を万全に 常滑市 西本真樹議員

 
 私は6月議会で、来年4月開園予定の、こども園の建設予定地について質問しました。
 常滑市幼・保育園の再編等計画の中で2つの公立保育園が統合され、民間の認定こども園が開園されることが決定されました。

 建設予定地は伊勢湾台風で浸水した旧西浦北小学校跡地です。

 私の「伊勢湾台風後に高さ6メートルの防波堤ができたが、建設予定地は台風や地震・津波に弱い場所ではないか」という私の問いに、市は「過去の地震からみて現在の防潮堤の高さで対応可能」と答えました。

 常滑市では過去最大の津波は5メートルですが、東日本大震災では想定外の大津波でした。東海・東南海・南海の3連動地震を想定した防災計画を早急に策定し、安全が確認できるまで建設の延期を求めていきます。

巡回バス実施求める 江南市 掛布まち子議員

 
 市議選で「安い料金で乗れる巡回バスの実現を」と訴えました。

 市内全域に配布した返信用封筒と署名用紙付政策ビラには大きな反響があり、何の面識もない方々から次々と署名が返送され「巡回バス実現を」という世論をつくり出すことができました。

 6月議会では、巡回バス実現の願いを取り上げ、市から「庁内で専門的な体制を立ち上げ、真剣に取り組んでいく」と、一歩前進した回答を得ました。

 しかし2846人から寄せられた「巡回バス等の実現を求める」請願は他会派の反対で不採択にされました。バスの必要性は認めるが日本共産党を利する請願には反対という他会派議員の党略的態度には怒りがこみ上げてきます。

 広範な市民のみなさんと運動を広げ巡回バス実現へ頑張ります。