愛知民報

【11.07.03】非核・平和宣言 美浜町など32自治体 

 
 東日本大震災による福島原発事故を契機に、放射性物質の危険性の認識が深まり、非核宣言をおこなう自治体が広がっています。

 美浜町では昨年の12月議会で、日本共産党の山本辰見議員が非核・平和宣言をおこなうよう提言。山下治夫町長は検討すると答えました。山下町長は6月議会冒頭、同美浜宣言を表明しました。

 同町役場には「非核・平和宣言の町」の横断幕が掲げられました(写真)。

 県内自治体の6割にあたる32自治体が宣言をおこなっています(別表)。

【非核自治体宣言】

 住民の生命や生活の安全を守るため、地域内での核施設設置や核持ち込みを行わせないという宣言。半田市が1958年、世界初の非核自治体を宣言。今年6月1日現在、日本の自治体の85%、1537自治体が宣言。

非核宣言自治体

愛西市 一宮市 稲沢市 知立市 岡崎市 岩倉市 犬山市 尾張旭市 江南市 高浜市
津島市 小牧市 清須市 日進市 半田市 豊橋市 豊川市 豊田市 豊明市
北名古屋市 弥富市 みよし市 阿久比町 蟹江町 大口町 大治町 東浦町 扶桑町
武豊町 豊山町 美浜町 飛島村