愛知民報

【09.06.21】徳山ダム導水路建設 住民が差し止め訴訟 

 徳山ダムの水を愛知県に引く木曽川水系連絡導水路の建設に反対する住民は11日、愛知県が318億円の建設費を負担するのは違法だとし、その支出差し止めを求める住民訴訟を名古屋地方裁判所に起こしました。

 導水路計画の事業費は総額890億円。国の事業ですが、利水、治水の受益があるとして愛知、岐阜、三重3県と名古屋市も建設費を負担します。

 原告は、水余りで徳山ダムの水は不要、渇水時に木曽川に緊急水を補給する効果も科学的根拠がないと、導水路建設の中止を訴えています。