愛知民報

【08.11.23】衆院選勝利をめざす演説会、懇談会 全自治体、行政区で開催達成 日本共産党

 衆院選の勝利をめざす日本共産党は県内のすべての自治体・行政区で屋内外の演説会や懇談会を展開しています。

 同党名古屋北西地区委員会は16日、名古屋市東区の民主会館で演説会を開き、せこゆき子衆院比例東海ブロック予定候補者、木村えみ衆院愛知1区予定候補者が日本共産党の総選挙政策を語りました。

 この演説会で県内61自治体、名古屋市内16区での開催を達成。同党県委員会は「初めてで画期的なこと」と評価しています。

過去最高

 阿久比町の党支部と町議は老人会、町内会、商工会など広範な団体に演説会の開催を案内。町内約70ヵ所でハンドマイクを使って参加を呼びかけました。

 演説会は同党単独の選挙では過去最高の集まりとなり、佐々木憲昭衆院議員の演説を聞いた会社社長が寄付をしていきました。

 津島市では案内ビラ2万枚を配布。用意した座席の1.5倍の聴衆が参加し盛り上がりました。

山間地でも

 党議員がいない北設楽郡の東栄町や豊根村には宣伝キャラバン隊が入り、号外配布や街頭演説をおこないました。

 弁士を務めた党幹部は「都市部と変わらない反応だった」とてごたえを語りました。

広がる参加

 名古屋市北区では会場周辺の町内会長や民生委員に案内状を送り、町内会連合会の正副会長が参加。演説会を準備した党支部長は「町内会役員や知らない人も来ていた。今までにないこと」といいます。

 南知多町の演説会に保守の地元有力者が姿を見せました。八田ひろ子元参院議員の話を聞き、「フリーターや派遣は青年が様々な体験ができて良いと思っていた。大企業の利益のためのひどい制度だということがわかった。共産党はいいことを言う」と感想を述べました。