愛知民報

【08.11.09】日本共産党 暮らし・憲法で署名運動 国民運動で自公政権追い詰める

 衆議院解散含みの政局のもとで、衆院選勝利をめざす日本共産党は、暮らしや憲法9条を守る署名運動に取り組んでいます。

名古屋市南区笠寺観音前で署名行動

消費税

 麻生首相の「3年後の消費税増税」発言で関心度が急上昇しているのが「消費税の大増税に反対する署名」。

 日本共産党は、消費税の税率引き上げ反対、食料品の消費税非課税を主張。軍事費など浪費を削減し、大企業の応分の負担による社会保障財源の確保を訴えています。

 党消費税・庶民増税阻止闘争本部事務局長の佐々木憲昭衆院議員(比例東海選出)は“出番”と意気込んでいます。

後期医療

 「高齢者差別の後期高齢者医療制度の撤廃を求める署名」は縁日の定番署名です。

 名古屋市南区の笠寺観音前では短時間にたくさんの署名が集まりました。地域では党員、後援会員が署名を集め、総選挙での支持を呼びかけています。

派遣労働

 若者の関心が強いのが派遣労働の規制強化を求める「労働者派遣法抜本改正を求める署名」です。

 派遣労働問題を取り上げた志位和夫日本共産党委員長の国会質問の録画を街頭で上映しながら署名協力を呼びかけています。同党の青年学生部員はいいます。「『蟹工船』ブームを日本共産党躍進につなげ、青年の要求を実現したい」

憲法9条

 同党が一貫して取り組んでいるのが「憲法改悪反対、9条守る署名」です。

 この臨時国会の新テロ特措法審議で、民主党が政権をとったら憲法解釈を変えて海外での武力行使を容認すると同党政調会長が発言。

 自民・民主両党合作の改憲路線が浮上してきただけに、「9条守れ」の署名活動に力が入っています。