愛知民報

【08.10.12】青年が政治を動かす 第5回全国青年大集会に愛知から

貧困、「使い捨て」許さない

 「貧困と『使い捨て』をゆるさない」「労働者派遣法の抜本改正を」「お金の心配なく学べる社会を」――。5日、東京・明治公園に5千人近くが集まった第5回全国青年大集会に愛知県から140人を超える青年・学生が参加しました。「みんなで力を合わせ職場と社会を変えようとアピールしました。愛知県内の若年層の雇用は2人に1人が非正規。正社員の過労死・過労自殺が後を絶ちません。参加した青年の思いを紹介します。
 

参加者が語る

障害者施設職員(33)

 名古屋北西地域の20人の仲間と夜行バスで参加しました。「最後まで希望を捨てずたたかおう」と書いたプラカードを掲げてアピールしてきました。
 集会は勉強になったし、勇気ももらいました。参加した人とも仲良くなれて楽しかったです。愛知からの参加者が前回より大幅に増え、運動の広がりを感じました。

大学生(18)

 介護と福祉の分科会に参加して、ケアマネージャーやホームヘルパーから残業手当をもらえず、パワハラを受けたという話を聞きました。福祉の現場なのにそんなことが行われていて衝撃を受けました。
 大学で学費や学生生活については学んできましたが、これからは雇用や働き方についても学び、行動していきたいです。

保育士(29)

 日亜化学でたかかう人たちが「トイレ掃除でもやりがいもって働いていた」の発言に涙が出てきました。臨時国会での日本共産党の志位委員長の国会質問に注目しています。保育分科会に参加し、各地の民営化反対運動を交流しました。名古屋市立保育園の民営化をやめさせ、安心して子育てできるよう頑張ります。