愛知民報

【08.09.28】汚染米 流通解明、安全確保を 東海農政局へ申し入れ

 愛知県でもカビの生えた事故米を含むでんぷんが学校給食で出されたオムレツにつかわれていたことが分かりました。

 日本共産党愛知県委員会のせこゆき子、八田ひろ子両比例代表東海ブロック予定候補者らは22日、東海農政局と愛知県に汚染米・事故米の流通経路の解明や食の安全確保を申し入れました。

 学校給食のオムレツ材料のでんぷんに事故米が使われたと報道された津島市では日本共産党の伊藤恵子市議が市に調査を求めました。市側は「新聞報道で知った。学校だけでなく市民病院や特別養護老人ホームなども早急に調査する」と答えました。

根本にコメ輸入自由化  農民運動愛知連合会 本多正一書記長

 今回の問題の根本には、国産米で需要がまかなえるのに77万トンもの米を輸入し無理に販売したこと、コメ流通業者を許可制から届出制にした規制緩和・自由化があります。輸入農産物には残留農薬やカビなどの危険性があります。日本の食料自給率を高めて安心・安全な日本農業をつくる必要があります。