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【03.02.28】コメ問題で意見交換−党国会議員団米問題全国調査団 紙、八田両参院議員がJAと懇談

2月28日「しんぶん赤旗」

 日本共産党の紙智子、八田ひろ子両参院議員は27日、党国会議員団米問題全国調査団の活動として愛知県安城市の、あいち中央農業協同組合(JAあいち中央)を訪ね、WTO(世界貿易機関)農業交渉や政府の米政策について意見交換をしました。JA側は、杉浦幸雄常務理事らが応待しました。同JAは、西三河地方南部の碧南、刈谷、安城、高浜、知立の5市をエリアにする大型農協です。

 紙議員が、WTO農業交渉で論議されている農業交渉議長案、EU案が、米の無税・無制限の大量輸入も可能にすることなど、交渉の問題点、日本政府の対応、日本共産党の立場などを説明しました。

 JA側からは「農政が変わることに非常な危機感を持っているが、WTO交渉の内容がまだ直接見えてこない」「政府は自給率や環境保全など国民的な立場でもっと頑張ってほしい」「今期は秋冬野菜の価格が比較的よかったのでやっと一息しているところ。WTO交渉は非常に危ぐしている」などの意見が出されました。良質で、直(じか)まきなど低コストの米を作るための努力も紹介されました。

 八田議員は、WTO交渉の行方の危険性を指摘するとともに、「日本の進路にかかわることであり、超党派で国民の見えるところで論議を広げていきましょう」と訴えました。

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