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【02.08.18】党緑区委 鳴海工場建て替えで学習会 産廃焼却に疑問の声

2002年8月20日 「しんぶん赤旗」

<写真>建て替え計画がすすむ鳴海工場(現在は操業を終了)

 名古屋市の日本共産党緑区委員会は18日、鳴海工場(ゴミ焼却場)建設問題の学習会を区内でおこないました。党支部の人たちや市民運動メンバーらが参加しました。

 同工場は、同区鳴海町字天白にある現在の鳴海工場(旧式で、ダイオキシン対策などができないため操業は2001年度末で停止)を建て替えるもので、すでに環境影響評価準備書縦覧などの手続きが進行しています。

 しかし、焼却灰減量のためのガス化溶融炉方式や、民間が建設、管理をするPFI方式の導入などに、市民の不安が出ています。

 講師からは、溶融炉方式が技術的に完成したものでないことや、不燃ゴミや産廃も焼却される可能性が指摘され、参加者からは驚きの声が上がっていました。「ゴミ減量のために、焼却すればいいということではなく、製造するメーカーの段階からチェックすべきではないのか」「こんな住宅地に安全性に疑問のあるものをつくるのはおかしい」などの声も出ました。

 柳田さえ子党区県政対策委員長(同区県議選候補)、かとう典子区市政対策委員長(同市議選候補)も出席しました。

 24日には準備書の説明会がおこなわれます。


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