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【02.07.25】党名古屋市議団が市長に来年度予算で要求 万博・空港より暮らし優先を

2002年7月31日 「しんぶん赤旗」

 日本共産党名古屋市議団(村瀬たつじ団長)は25日、松原武久市長に対し、「2003年度予算編成にあたっての重点要求」を提出しました。

 市議団は提出にあたって、名古屋市が老人医療費助成・福祉給付金制度の対象年齢を68歳から73歳に引き上げたことや、国保世帯主の負担を3割に引き上げようとするのは、国の悪政に追随する姿勢だと批判。重点要求58項目は、小泉内閣の悪政から市民の暮らしを守るとともに、万博、空港など大型開発事業のムダを削って、福祉・暮らしの予算を確保するものだと強調しています。

 重点要求の柱は(1)敬老パスと国保世帯主8割給付を守り、福祉、介護、医療の充実(2)不況から市民の暮らしと雇用、中小企業・業者の営業を守る(3)地震や豪雨から市民を守る安心・安全のまちづくり(4)子育て・教育の拡充で、安心して子どもを生み育てることができる(5)さらなるごみ減量と環境保全で環境先進都市に(6)万博・新空港などムダな大型開発は中止し、財政をたて直す(7)清潔・公正、市民参加の市政(8)有事法制に反対し、名古屋の平和を守る――です。

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