HOME > 資料集 > 活動と主張(バックナンバー) >

【05.02.09】名古屋市長選 くれまつ佐一氏が公約 
“くらし・参画・次世代”柱に

2月9日「しんぶん赤旗」

記者会見でマニフェストの紹介をする、くれまつ佐一氏(中央)=7日、名古屋市役所  名古屋・革新市政の会の、くれまつ佐一市長候補は7日、市役所内で記者会見をおこない、マニフェスト(選挙公約)を発表しました。

 「会」や学者・研究者、日本共産党などの協力を受け、出馬表明以来の市民との対話で寄せられた要望をもとにまとめたもの。テーマは、「『ポスト万博』は“くらし”」「情報公開と市民の“参画”で」「“次世代”(明日)に架ける橋」の3つです。

 会見で、くれまつ氏は、松原現市政を、“ポスト万博”の対応でも大企業優先の市政は変わっていないと批判。「子育てしている親への支援は緊急に必要。行政のタテ割り対応を改め、情報を共有するだけでも違った対応ができます。“ふだんのくらし”を充実させる市政をすすめたい」と抱負を語りました。

 マニフェストの概要を以下に紹介します。

一、「ポスト万博」は“くらし”
 (1) 消費税増税に反対し、市民負担は増やさない。
 (2) 大型公共事業をくらしの視点で見直し、防災対策に重点を移す。徳山ダム建設事業は撤退する。
 (3) 市の公共事業への中小企業発注率を六割以上に引き上げる。

二、情報公開と市民の“参画”で
 (1) 市長退職金の大幅削減や「口利き防止条例」を制定。大型事業は市民参加の審議会で検討する。
 (2)「まちづくり条例」を制定し、住民参加で地域の活性化をすすめる。
 (3) 女性助役を登用する。

三、“次世代”(明日)に架ける橋
 (1)「子ども局」の設置や「子どもの権利条例」を制定し、子育てを支援。
 (2) 小学校全学年で30人学級を実施。学童保育への助成拡充や母子・父子家庭への支援をはかる。
 (3) 若者対象の雇用対策本部を設置。市は率先して採用枠を拡大する。

 

▲ このページの先頭にもどる