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【05.02.05】エレベーター設置など指導を 
愛知の障害者と瀬古、八田両氏、地方議員 名鉄駅改善で国に求める

2月5日「しんぶん赤旗」

 「階段が怖くて足がすくみます。駅にエレベーターを設置して下さい」。足などに障害を持つ人たちが国土交通省の担当者に切々と訴えました。

 日本共産党愛知県委員会(岩中正巳委員長)は1日、名鉄のバリアフリー化や利用者の安全対策を同省に要請。瀬古由起子前衆院議員、八田ひろ子前参院議員、森ケイ子江南市議、水野正光犬山市議とともに、犬山市の3人の障害者が参加しました。

要請する(右テーブル奥から)森ケイ子、水野正光、瀬古由起子、八田ひろ子の各氏=1日、国土交通省

 同省の調査(1日の平均利用者が5000人以上で高低差が5メートル以上の駅が対象)によれば、名鉄の駅のエレベーター設置率は30%(大手私鉄平均は52%)、エスカレーター設置率39%(同60%)(2004年3月31日現在)と立ち遅れています。

 県民からは「中部国際空港関連の改良工事には、ばく大な資金を投入しているのにおかしい」との声があがっています。

 瀬古、八田両氏は「名鉄はバリアフリー化の計画すらもっていません。国としてきちんと指導し、計画を持たせるべきです」と述べました。

 車いすを利用している河村暎子さん=犬山市=は「駅のバリアフリー化は障害者だけでなく、ベビーカーの方やお年よりなどみんなに必要なことです。犬山駅にエレベーターを設置してほしい」と訴えました。

 同省担当者は「(犬山駅の改善は)事業者において検討中」であることを明らかにしました。

 

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