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【04.10.02】砂浜覆う流木、ノリが不安 
流木被害 漁業関係者と八田ひろ子前参院議員がが懇談 美浜町

10月2日「しんぶん赤旗」

視察する(左から)八田前参院議員と大崎漁協組合長、中野同参事=1日、美浜町・野間海岸  日本共産党の八田ひろ子前参院議員は1日、台風21号の影響で大量の流木が漂着した愛知県美浜町の野間海岸を視察、漁業関係者から実情を聞きました。中野清孝町議が同行。

 海水浴場として知られる同町の砂浜は、全面が大量の流木で覆い尽くされており、その規模は同町から南知多町にかけて伊勢湾岸約10キロにわたるとみられます。漂着物の中には「宮川漁協」と書かれた看板があり、対岸部の三重県から流れてきたとの見方も。

 一帯はノリの養殖場として有名ですが、沖合いに立てられた「ノリそだ」が折れたり倒れるなどの被害が出ています。20日にノリ養殖用の網張りを行うことになっており、それまでに漂着物を撤去する必要があります。

 野間漁業協同組合の大崎正明組合長は「これだけの流木はかつてないことです。今後、木曽川からの流木が来ることも予想されます。行政の力で一日も早く撤去してほしい」と語りました。

 八田氏の事務所は調査に先がけて水産庁に対策を要請しました。八田氏は、同庁からは「町に実情を聞きます」との回答を受けたことを大崎氏らに伝えました。「地元だけでは撤去は不可能です。国や県の支援が受けられるよう力を尽くします」と述べ、地元の人たちを激励しました。

 

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