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【03.09.09】個人消費伸ばす政策こそ  業者の営業と生活を考えるシンポ  昭和・天白・緑区130人参加 佐々木憲昭衆院議員が発言 「個人消費伸ばす政策こそ景気回復の道」

9月9日「しんぶん赤旗」

中小業者のきびしい訴えなどが続いたシンポ=7日、名古屋市天白区 名古屋市の昭和区、天白区、緑区の日本共産党業者後援会と、党昭和・天白・緑地区委員会は7日、佐々木憲昭衆院議員をパネリストに迎え、「業者の営業と生活を考えるシンポジウム」を天白区の日映文化ホールで開きました。130人が参加しました。

 佐々木氏は、小泉内閣は中身のない「構造改革」を叫び、その結果は中小企業への厳しい融資になり、景気を一段と悪くしたと指摘。「景気回復は個人消費の伸びにかかっており、暮らしを守ってこそ景気を回復し、日本経済もよくなるというのが日本共産党の考え方です。こうした転換こそ日本の未来を明るくするものです」と、党の経済政策を説明しました。

 また「政策転換のためには、公共事業などの無駄遣いにもメスを入れ、政官財癒着の利権構造を変えなければなりません。そのためにも日本共産党を大きくしなければなりません」と、総選挙勝利への決意を語りました。

 フロアーからは「金属加工の下請けをしているが、親会社が厳しくコスト削減、納期厳守を求めてくる。このため、もう5カ月間も休んでない。以前は長時間働いて帳尻を合わせてきたが、いまではいくら働いても増収につながらない」との発言も。
 
 天白区では3年前の東海豪雨で大きな被害を受けた業者も多く、「業者の人たちは、災害復興のため受けた融資の返済にも苦労しています。親会社の単価切り下げ要求も半端ではありません。海外生産も背景にあります。中小業者を守る政策を」との切実な訴えも出されました。

 石川ひさし衆院愛知3区候補も出席。自営業家庭で親の苦労する姿を見て育った体験も話し、政治革新への思いを語りました。

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